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胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

【胸鎖乳突筋の起始・停止】

(起始)

胸骨頭(胸骨柄の上縁)・鎖骨頭(鎖骨内方の1/3)に付着。

 

(停止)

側頭骨乳様突起・後頭骨上項線に付着。

 

【胸鎖乳突筋の主な働き】

頭部を反対側に回旋する。頭を前下方に引く。胸骨と鎖骨を挙上する。

 

【胸鎖乳突筋の神経支配】

副神経・頚神経叢(C2 〜C3)

 

【胸鎖乳突筋に関する一口メモ】

胸鎖乳突筋は、頚部の盛り上がりがよく判る、視覚的にも確認し易い筋肉です。この筋肉は、側頭部から斜めに走行し、胸骨と鎖骨の内側に付着しますが、この筋肉の下には、リンパ節が多数存在しています。感染症などで、このリンパに腫れを生じると、筋肉に圧迫もしくは刺激が加わり、過緊張を起こしやすくなります。片側だけの緊張は、頚部を反対側へ回旋する事になり、斜頚の原因の一つとなります。冷えによっても同様のことが容易に起こる筋肉です。車に乗車して、窓を開けて片側のみの筋肉を冷やしてしまうと、上記のようなことが起こりえます。副神経が支配する筋肉に僧帽筋もあります。

【胸鎖乳突筋の絵】

胸鎖乳突筋

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